9週５日。

我が子を空に返しました。

なぜ割り切れると思ったんだろう。

理由にしていた仕事も、今は手につかなくなってしまって
結局休職してる。

自分で選択しておいて、勝手に泣いて傷ついて
本当にごめんなさい。

あなたを空に返すとき、大好き愛してるって何度も唱えてた

愛があるなら、何をしてでも守ればよかった
もっと全ての手を尽くすべきだった

後悔がやみません　乗り越えるしかないのに　諦めるしかないのに
あなたを思ってしまいます

これからどう生きるべきか、見出せません

次あなたに会えたら…たくさん抱きしめてあげたい

仕事や経済的な理由であなたを手放したけど
もう一度　あなたに会えるなら　もう一度…

そんなことをグルグル　考えてしまいます

18歳の冬1月29日
12週目前で中絶手術をした
今まででいちばん辛くていちばんい痛かった
手術当日の最後の内診の時の記憶が今もずっと残っています。何となく身体が形成されていて前の内診よりも大きくなっていて、私のお腹で必死に生きようと大きくなっているんだと
ごめんね。守れなくて
彼とは1年お付き合いしていて、
俺は妊娠が分かった時焦らなかったってことは私と結婚してもいいって思ってるんだなって思ったと言ってくれました。
産むのか堕ろすのかは私に任せると
どっちの選択をとっても責任を取ると、
そう言ってくれました。
彼との何気のない会話の中で、彼の夢である消防士にやっぱりなりたいと聞いて
この夢を奪うことは出来ない、
子供を諦めようと決めました。
つわりも酷かったので毎日しんどくてでも嫌じゃなくてむしろお腹の子を愛おしく思って
中絶同意書を書く時こんなに自分の名前を泣きながら書くことはもう二度とないんだろうなと
診察の為に産婦人科に行くのが辛かった
周りの方はお腹がおっきくて、これから幸せな未来が待っているんだろうなぁって、
苦しくて苦しくてトイレに逃げた
自業自得、ごめんなさい
私しか守れなかったのに裏切ってしまって殺してしまった。

明日で十月十日予定日だったね
産んであげられなくてごめんなさい

泣かずに寝られる夜はくるのかな
もう普通には戻れないのかな

ごめんね。ごめんなさい。

結婚もしていて金銭的に余裕もあるのに、自分のことを優先してお空に返す選択をしてしまった。

でも本当は産みたかったし産むべきだったし、今はただただ後悔してる。

お腹がぐるぐる、ポコポコ動くような錯覚をするの。まだいるんじゃないかな、中絶失敗していないかななんてありもしないことを想像しては現実は違って苦しんでる。

どうして私は誤った選択をしてしまったんだろうと思い悩むばかり。

いつか、きちんと受け止められるのかな。
本当にごめんね、産んであげたかった。
身勝手だけど戻ってきて欲しいよ。

ごめんね。ごめんね。ごめんね。

ままを選んでくれてありがとう。それなのに産んであげられなくて、本当に本当にごめんなさい。

あなたが来てくれたと分かった時、1番に喜べなくてごめんね。
経済的な理由で、3人は育てる余裕がなかったこと。上のお兄ちゃんに強く当たりすぎてしまったりママには不安が大きすぎました。
お腹にいるとわかってからたったの２週間。
短すぎる時間だったけど居てくれてありがとう、不安な気持ちばかり伝わっていないといいな。だいすきだったよ。
そして、この先もずっと3人を愛していくよ。

最後に、勝手な都合であなたの時間を止めてしまって本当にごめんなさい。
許されないと思うけどそれでもやっぱりまたいつか会いたいです。
もし、お空で待っていてくれるなら、いつか会いに行くよ、お空の上で会えたらまた一緒に居させてほしいな。

2024.07.08 美空（みく）ちゃん
2人目の4歳の誕生日の翌日の今日可愛い可愛い女の子のあなたをお空へ帰しました。
色んな面でメンタルがやられ3人の子育てに追われている日々の中で胎動を感じ妊娠が発覚しました。
あなたのパパもママも今自分の色んな立て直しやらで追われていたし、金銭面、体力面、精神面全てを考えた上で2人で話し合い申し訳ないけど上3人の子達のためにも中絶を選択しました。
身勝手でごめんね。
中期中絶をできる産院にたどり着いた時には20週前後でもう、早く決断しないといけないと言う焦りと不安とすごく襲われました。
そして、いざ中絶を決めたら決めたで罪悪感と処置やら陣痛に怯えていましたが、入院してしまえば逃げられないのであなたの命を私が終わらせてしまうのだからびびってなんかいられないなと思いました。
いざ、陣痛が始まると体力が奪われていき体力面で限界を迎えそうでしたが今あなたは苦しい思いをしてるから弱音なんて吐けないなと思ったし、最初で最後のあなたとの共同作業嬉しかった。ありがとう。
21週という期間ママのお腹にいてくれてありがとう。いつまでもパパとママの中であなたは愛おしい宝物です。
いつまでも忘れないよ。
お空からおっちょこちょいなママとパパを見守っていてくれたら嬉しいな。